はじめに
SOEJIMA Groupの副島です。
私は現在、路線バス運転士として働いています。
仕事は、お客様を安全に目的地までお送りすることです。
もちろん、それが一番大切な仕事です。
しかし私は、ある時からこんなことを考えるようになりました。
「運転するだけで本当にいいのだろうか。」
会社の役に立てることはないだろうか。
自分がもっと成長できることはないだろうか。
そんなことを考えながら仕事をするようになりました。
仕事は与えられるものだけではない
私は、「仕事」とは会社から与えられるものだけではないと思っています。
自分で見つける仕事もあります。
例えば、
- 応急手当普及員
- 防火・防災管理者
- 第一種衛生管理者
- 運行管理者(旅客)
- AIの活用
- ブログでの情報発信
これらは会社から
「取得してください。」
と言われた資格や活動ではありません。
「今後きっと役に立つ。」
そう思ったから、自分で学び始めました。
すべての学びは「安全」につながっている
「そんなに資格を取って何に役立つの?」
そう聞かれることがあります。
一見すると関係のない資格に見えるかもしれません。
しかし、私の中ではすべて一本の線でつながっています。
それは、
「安全」
です。
応急手当を学べば、急病人や事故が起きた時に落ち着いて対応できます。
防火・防災管理者では、災害時の行動や避難、安全管理を学びました。
第一種衛生管理者では、健康管理や疲労、職場環境について学びました。
どれもハンドル操作を教えてくれる資格ではありません。
しかし、安全運転とは運転技術だけではないと思っています。
事故を未然に防ぐ知識。
事故が起きた時に冷静に対応する知識。
人の命を守る知識。
こうした知識を積み重ねることが、本当の意味での安全運転につながると私は考えています。
「事故を起こすな」だけでは事故は減らない
運転士は、
「事故を起こすな。」
「安全運転をしろ。」
と言われます。
もちろん、それは大切なことです。
しかし、それだけでは事故は減らないと思っています。
なぜ事故は起きるのか。
人はどんな時に判断を誤るのか。
疲労は運転にどんな影響を与えるのか。
急病人が発生したら何をするべきなのか。
災害が起きたらどう行動するべきなのか。
こうした知識を学ぶことで、危険を予測する力が身に付きます。
私は、安全とは気合いや根性だけで守れるものではなく、知識と経験の積み重ねによって築かれるものだと思っています。
OJTや社内教育はもっと大切だと思う
私は、一人ひとりが自主的に学ぶことも大切ですが、それと同じくらいOJT(職場内教育)や継続的な社内教育が重要だと考えています。
知識は、一度学んだだけでは時間とともに忘れてしまいます。
だからこそ、定期的に学び直し、実際の事例を共有しながら知識を更新していくことが、安全文化につながるのではないでしょうか。
私は将来、応急手当、防火・防災、ハラスメント防止など、自分が学んできたことを社内や地域に還元できる機会があれば、積極的に協力したいと思っています。
教えることは、自分自身の学び直しにもなるからです。
「そんな運転士がいるんだね」と言われた
以前、私が資格取得や消防団活動、ブログでの情報発信について話した時、こんな言葉を掛けてもらいました。
「ただの路線バス運転士なのに、会社から言われたわけでもないのに、そこまで考えて勉強している人がいるんだね。」
私はその言葉がとても嬉しかったです。
決して資格を自慢したいわけではありません。
「もっと役に立てることはないかな。」
そう考えた結果、今の自分があります。
私が目指す運転士
私は管理職ではありません。
ごく普通の一人の路線バス運転士です。
それでも、
「社内で応急手当講習ができたらいいな。」
「防火・防災について共有できたらいいな。」
「ハラスメントについて学ぶ機会が増えたらいいな。」
そんなことを考えることがあります。
実現するかどうかは分かりません。
でも、考えなければ始まりません。
行動しなければ何も変わりません。
だから私は、まず自分から学び続けようと思っています。
まとめ
今回お伝えしたかったことは5つです。
- 仕事は与えられるものだけではなく、自分で見つけることもできる。
- 学ぶことは、自分だけではなく会社や地域への貢献にもつながる。
- 安全は「事故を起こすな」という根性論ではなく、知識と経験の積み重ねによって築かれる。
- OJTや継続的な社内教育は、安全文化を育てるために重要だと考えている。
- 資格はゴールではなく、学んだことを仕事や地域に還元してこそ価値がある。
最後に
私は、ただバスを運転するだけの運転士では終わりたくありません。
もちろん、安全運転が何よりも大切です。
そのうえで、
「自分にできることは他にもある。」
そう考えながら、これからも学び続けたいと思っています。
仕事を待つ人ではなく、仕事を見つける人でありたい。
この言葉をこれからも大切にしながら、自分自身が成長し、その学びを会社や地域、そしてお客様へ少しでも還元できる運転士を目指していきたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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